虹の記憶と空色のルピナス

自由にいろいろ書いてます~

マイナスからのスタート <紫>

さて、ここからはポッキリ折れてから(会社を辞めてから)の話になります。

ポッキリ折れた後は、私の中には何にもありませんでしたが、
これからどうしようかと考えていくと、大学生の頃の自分が出てきます。
自分の心のままに進めなくなったあの頃で、自分が止まったままな事に気づきます。

だけど、
この時、かなり視野が狭まっていたので、
それに気づいたところで、次の仕事をどうしたら良いか分からないし、
どう動けば良いのかも分かりませんでした。

普通は、辞める前に次を探すなり、
転職サイトに登録して、いくつか応募したりするものだろうと思いますが、
仕事をしていた時は、辞めたいという事しか考えることができなかったし、
既に限界まできていたので、体もあまり動きませんでしたから、
次を探すというエネルギーは残されていませんでした。

他に好きな分野があったのに、嫌いな仕事を選んだわけではなくて、
他に何も思いつかなかったから、大学の延長で、嫌いな仕事を選ばざるをえなかったので、
嫌いな仕事は限界まで挑んで無理だったから諦める事ができるとしても、
次をどうすればよいかが、まったく見当もつかなかったのです。

そして、致命的だったのが、
どんな仕事をすれば良いのか分からない、という問題の前に、
自分が何を思っているのか分からなくなった、という問題があったことです。

元々、感情表現が苦手でしたし、自分の感情に鈍感というのがあり、
それが、自分の中の「嫌い」という感情を無視した事につながるのですが、
無理をして限界まで到達したことで、負のエネルギーだけがたまりにたまって、
その下にある自分の気持ちが、さらに分からなくなっていたのです。


そして追い打ちをかけるように、

「次は決まったのか」
「何のための大学だったのか」
「応募しているのか」
「仕事しろ」
「怠けているだけ」

次々と追い詰めてられていく言葉をかけられます。

申し訳ないのですが、
そんなん言われなくても、自分が一番それを思っている!

仕事をしたくても、何をすれば良いか分からないし、そもそも体が動かない。
したくても、体が動かないほどになっているのに、
それを怠けてるって言われる。

こんなに頑張っているのに、誰も自分の事を分かってくれない。
自分の事を分かってくれる人なんて、誰もいないんだ。

そんな思いも外に出されることなく、自分のお腹の中にどんどんたまっていき、
過敏症腸症候群という病気になっていったのです。(私の場合)